KAWAII LAB.(カワイイラボ)とは、アソビシステム株式会社が2022年に立ち上げた、原宿発のアイドルプロジェクトです。アソビシステムには、日本の原宿カルチャーを牽引した「きゃりーぱみゅぱみゅ」などの有名アーティストが所属しています。 同プロジェクトを通じて本格的なアイドル展開を開始し、カラフルなビジュアルとSNSでの拡散性を重視した楽曲が特徴です。主に10代後半から20代の女性層を中心に支持され、TikTokなどの動画プラットフォームを起点に流行を巻き起こしています。近年大ヒットした「FRUITS ZIPPER」「CANDY TUNE」「CUTIE STREET」はKAWAII LAB.(カワイイラボ)出身のアイドルとしてZ世代の人気を集めています。 本記事では、Z世代のリアルな声を紐解きながら、彼女たちが支持される本質的な理由を深掘りしていきます。

KAWAII LAB.所属のFRUITS ZIPPERの楽曲、「わたしの一番かわいいところ」などに代表されるヒット曲には、マーケティング的な視点から見ても緻密な設計が施されています。サビ部分の振付は、ダンスが得意でないユーザーでもスマートフォンのカメラ越しに真似しやすい踊りになっており、TikTokでの投稿・拡散を強く意識した作りになっています。
単に「聴く」だけでなく、ユーザー自身がコンテンツの一部になれる体験型消費のモデルが、情報の拡散スピードを加速させました。
監修者

ここがポイント!
単に視聴されるだけでなく、ユーザーが自ら踊って投稿しやすい設計にしたことが、急速な認知拡大を促進しました。

「NEW KAWAII」とは、KAWAII LAB.所属のFRUITS ZIPPERが提唱する自分らしさや多様性を受け入れ、肯定する新しい「かわいい」の形を指します。従来の枠にとらわれず、欠点や個性も含めて「それもかわいい」「私もこれでいい」とポジティブに捉える価値観です。
現代のデジタル社会は、SNSを通じて他者の評価が常に可視化され、容姿や振る舞いに対する人の目を感じやすい時代です。そんな環境の中で、KAWAII LAB.が掲げる「NEW KAWAII」は、完璧さを求められる世界において、ありのままの自分を肯定してくれるのです。
21歳 女子大生

Z世代の声
「それもNEW KAWAII(ニューカワイイ)じゃん!」と友達同士で励まし合う時にも使います!

デジタル環境が成熟し、ライブ映像やSNSでアイドルの姿をいつでも視聴できる時代において、KAWAII LAB.のアイドルはあえて現場に足を運びたくなる存在です。TikTokなどのSNSを通じて拡散される「推しカメラ」がファンの会いに行きたくなる気持ちを後押ししています。
メンバーは自分を撮影してくれているファンのスマートフォンに向かって、かわいい表情や仕草、指差しなどのファンサービスを積極的に行います。公式映像では切り取れない「その人に向けた可愛い瞬間」がファンの手によってSNSに投稿され、ライブの空気感や距離の近さをリアルに伝えていきます。ファン視点で切り取られたコンテンツは、「自分も会いに行きたい」という動機に繋がるのです。
監修者

ここがポイント!
現場でしか撮ることのできない瞬間は、ファンにとって最高の体験になります。撮影・拡散したくなるライブ体験の設計が、「会いに行きたくなるアイドル」を成立させています。
KAWAII LAB.は、デジタル社会で自己評価に揺れやすいZ世代に「NEW KAWAII」という価値観を通じて、欠点や個性も含めて肯定しすることで心に寄り添ってきました。単なるメッセージの発信にとどまらず、アイドルを拠り所となる存在として位置づけている点が特徴です。
さらに、ライブやSNSでは推しカメラを起点とした参加型の体験を設計しています。ファンが撮影・拡散し、また会いに行きたくなる循環を生み出しています。価値観の提示と行動を促す体験設計を一体で行っていることが、KAWAII LAB.が継続的に支持を集めている理由だと言えるでしょう。

aZリサーチでは、Z世代の行動分析からキャンペーン設計まで一気通貫でサポートしております。SNS調査・インフルエンサー共創・データ分析を通じて、貴社のZ世代マーケティングを成功へ導きます。
本記事では、実際にお客様に納品した最新の調査事例として、「Z世代のスマホケースに対する意識調査・マーケティング施策提案レポート」がダウンロードいただけます。
特に、若年層向けの商品企画・マーケ / 集客施策を見直したい企業様にご好評いただいておりますので、ぜひご活用ください。

スマホとSNSが当たり前の時代に生まれたZ世代は、従来の広告では動かない新しい消費者層です。 彼らの価値観や購買行動を理解し、共感を得るマーケティング手法が求められています。本記事では、Z世代の特徴から成功事例までをわかりやすく解説します。

古着ブームとは、Z世代を中心に広がっている、古着の購入・着用・共有を楽しむ消費行動を指します。一度誰かが着用した服やアクセサリーが、単なる安いお下がりではなく、時代を反映したヴィンテージとして高い価値を持つものや、他にないデザインとして選ばれる存在になっています。近年は実店舗の古着屋だけでなく、SNSやフリマアプリ、ECサイトを通じた古着の売買も活発になり、若年層の間で支持が広がっています。オンラインプラットフォームを通じて、古着を見つけて購入したり、収集したりする行動が定着しつつあります。

AI動画とは、生成AIを活用して人物・風景・アニメーションなどを自動生成、または補完して作られた動画コンテンツを指します。近年は、テキスト入力だけで映像を生成できるツールや、画像・音声を組み合わせて動画化するサービスが登場し、SNS上でもAI動画を使った投稿が増えています。主にTikTokやInstagram、Xなどで拡散され、広告やエンタメ用途での活用も広がっています。
