学生の声を起点に、高校生に届く広報へ|NICEプログラム × aZリサーチ 導入事例インタビュー

最終更新日:
2026/01/11
学生の声を起点に、高校生に届く広報へ|NICEプログラム × aZリサーチ 導入事例インタビュー

監修者

  • 國井 桃花

    ReBear合同会社
    リードマーケター

    早稲田大学卒業後、楽天グループ株式会社に入社。営業を経験後、時間と場所にとらわれない働き方に憧れ、楽天を退社しノマドの聖地と呼ばれる東欧ジョージアに移住。Webスキルを学んでフリーランスに転身し、ReBearにWebデザイナー兼SNSマーケターとして参画。 現在はaZリサーチのリードマーケターとして、サービスの運営や拡大に関わっている。

    國井 桃花
    ReBear合同会社
    リードマーケター
    國井 桃花

新潟大学では、学部の枠を越えて分野横断的に学べる教育プログラム「NICEプログラム」を展開しています。 学内での認知は進んでいる一方、進学を検討する高校生に向けた情報発信には課題を感じていました。 そこで今回は、Z世代特化のリサーチサービス「aZリサーチ」と連携し、実際にNICEプログラムを受講している学生の声を起点とした広報施策を実施。受講生4名へのインタビューを実施し、その内容をもとにオープンキャンパス用ポスターを制作しました。 本記事では、学生インタビューの設計やポスター制作を通じて得られた成果、そしてaZリサーチをどのように活用したのかについて、上畠先生、石井先生、SAの青柳さんにお話を伺います。 新潟大学NICEプログラムHP:https://www.iess.niigata-u.ac.jp/niceprogram/

目次

Z世代への知見を活かし、高校生に訴求できるポスターを制作

— 今回、学生インタビューを活用したポスター制作を検討されるにあたって、どのような課題がありましたか。

上畠先生:
これまでのオープンキャンパスのポスターは、PowerPointで作成しており、どうしても素人感が拭えず、デザイン性に課題がありました。
また学生からは、「情報量が多く、高校の先生や保護者には伝わるが、実際に進学を検討する高校生にはあまり響いていない」という声も上がっていました。

そこで、Z世代への理解やリサーチに強みを持ち、広報物の制作実績もある企業に依頼することで、高校生に刺さるポスターが制作できるのではないかと考え、今回の取り組みに至りました。

Z世代との関わりに悩んでいた中で、「Z世代特化」という言葉に惹かれた

— 数ある選択肢の中で、なぜaZリサーチにインタビューを依頼しようと思われたのでしょうか。

上畠先生:
キャリア教育やNICEプログラムに活かせるヒントを探す中で、出張でStartup JAPAN EXPOに参加しました。その際に初めてaZリサーチを知り、「Z世代向け」というキーワードに強く惹かれました


これまで他のリサーチ会社に依頼した経験もありましたが、aZリサーチさんはZ世代へのリサーチに特化しており、ちょうど私自身もZ世代との関わり方に悩んでいた時期だったこともあり、非常に興味を持ちました。
Z世代に対する理解や、独自の視点を持っている企業なのではないかと感じ、お話を聞くことにしました。

aZリサーチブース

教授陣では引き出せなかった、学生たちのリアルな声

— インタビューについて、特に印象に残った点を教えてください。

上畠先生:
最も印象的だったのは、インタビューの切り口が、私とはまったく異なっていた点です。

私は日頃から学生と接する機会は多いものの、「なぜ新潟大学を選んだのか」「家庭の事情」など、大学教員としてどこまで踏み込んでよいのか迷うテーマもあります。

一方で、aZリサーチのインタビューでは、そうしたテーマにも自然に踏み込み、学生たちが友人と会話するような雰囲気で話していました。
普段は私に話してくれないような背景まで引き出されており、「こういう考えや経緯があったのか」と気づかされる場面が多くありました。

インタビューを通して、学生自身が「自分でも気づいていなかった自分」や、「他者から見た自分」を再認識する良い機会にもなっていたのではないかと思います。

学生の声を、そのままデザインに落とし込む力

— ポスター制作について印象に残った点を教えてください。

青柳さん:
ポスター制作にあたっては、私的な意見も含めて多く発言させていただきましたが、その内容を丁寧に汲み取っていただき、すべてがデザインに反映されていたと感じています。
ヒアリング力と、それをアウトプットに落とし込む力は、正直「自分が欲しい」と思うほどでした。

上畠先生:
ミーティングから完成までのプロセスを通じて、デザイン思考に基づいた進め方だと感じました。
意見を拾い上げ、プロトタイプを作り、修正を重ねながら完成形に近づけていく流れは、ベンチャー企業ならではのスピード感と柔軟性だと思います。

高校生の視線を引きつける、インパクトのあるポスターが完成

— 完成したポスターをご覧になって、率直な感想を教えてください。

石井先生:
最初に見たとき、「これは学内で作ったものではない」とすぐに分かるほど、クオリティの高さに驚きました。文章量は抑えられているのに読み応えがあり、全体のデザインも洗練されていて、とても見やすかったです。

青柳さん:
私自身、昨年ポスターを自作した経験がありますが、今振り返るとどこか“パッとしない”ものでした。
Canvaなどのツールである程度のデザインはできますが、視線を引きつける構図やイラスト配置など、プロならではの工夫は非常に勉強になりました。

— 昨年のポスターとの違いはどこにあると感じましたか。

青柳さん:
昨年はNICEプログラムの説明から入る構成でしたが、今年は学生の紹介から始まっていた点が大きな違いです。
人を起点にした構成になったことで、高校生が興味を持ちやすいポスターになったと感じています。

隣のブースと比べても、デザインやイラストの雰囲気が明確に異なり、しっかり差別化できていました。その結果、多くの来場者の目に留まったのではないかと思います。

大人同士のビジネスではなく、学生も参加できるビジネス

— 今回、aZリサーチに依頼してよかったと感じた点を教えてください。

上畠先生:
プロジェクトの延長として、学生が12月にaZリサーチを運営しているReBearさんを訪問する機会が生まれたことは、大きな価値だったと感じています。
学生が“良い大人”と出会い、実際のビジネスの現場を知ることは、将来に向けた貴重な学びになります。

私は、ビジネスとは社会に価値を生み出す営みだと考えています。今回、学生を巻き込みながらプロジェクトを進めてくださった姿勢は、とてもありがたかったです。

また、初回のミーティングから非常にスムーズで、コミュニケーションのテンポや相性も良いと感じました。

— 今後、他学部や別プロジェクトでの連携の可能性についてはいかがでしょうか。

上畠先生:
集客やイベント運営の面でも、ぜひ力を借りたいと感じました。
大学間で学生が交流できるフェスのような企画を構想することもあるので、そうした場づくりに関わってもらえたら面白いと思います。

— 同様の課題を持つ大学・教育機関に向けて、おすすめできるポイントはありますか?

上畠先生:
リサーチと広報を同時に行ってくれる点が最大の強みだと感じています。
また、大学における学習状況調査など、学術的なリサーチ分野でもaZリサーチは活用できるのではないかと思います。