新潟大学では、学部の枠を越えて分野横断的に学べる教育プログラム「NICEプログラム」を展開しています。 学内での認知は進んでいる一方、進学を検討する高校生に向けた情報発信には課題を感じていました。 そこで今回は、Z世代特化のリサーチサービス「aZリサーチ」と連携し、実際にNICEプログラムを受講している学生の声を起点とした広報施策を実施。受講生4名へのインタビューを実施し、その内容をもとにオープンキャンパス用ポスターを制作しました。 本記事では、学生インタビューの設計やポスター制作を通じて得られた成果、そしてaZリサーチをどのように活用したのかについて、上畠先生、石井先生、SAの青柳さんにお話を伺います。
上畠先生:
これまでのオープンキャンパスのポスターは、PowerPointで作成しており、どうしても素人感が拭えず、デザイン性に課題がありました。
また学生からは、「情報量が多く、高校の先生や保護者には伝わるが、実際に進学を検討する高校生にはあまり響いていない」という声も上がっていました。
そこで、Z世代への理解やリサーチに強みを持ち、広報物の制作実績もある企業に依頼することで、高校生に刺さるポスターが制作できるのではないかと考え、今回の取り組みに至りました。

上記は担当者の上畠先生
上畠先生:
キャリア教育やNICEプログラムに活かせるヒントを探す中で、出張でStartup JAPAN EXPOに参加しました。その際に初めてaZリサーチを知り、「Z世代向け」というキーワードに強く惹かれました。
これまで他のリサーチ会社に依頼した経験もありましたが、aZリサーチさんはZ世代へのリサーチに特化しており、ちょうど私自身もZ世代との関わり方に悩んでいた時期だったこともあり、非常に興味を持ちました。
Z世代に対する理解や、独自の視点を持っている企業なのではないかと感じ、お話を聞くことにしました。

上記はaZリサーチブースの様子
上畠先生:
最も印象的だったのは、インタビューの切り口が、私とはまったく異なっていた点です。
私は日頃から学生と接する機会は多いものの、「なぜ新潟大学を選んだのか」「家庭の事情」など、大学教員としてどこまで踏み込んでよいのか迷うテーマもあります。
一方で、aZリサーチのインタビューでは、そうしたテーマにも自然に踏み込み、学生たちが友人と会話するような雰囲気で話していました。
普段は私に話してくれないような背景まで引き出されており、「こういう考えや経緯があったのか」と気づかされる場面が多くありました。
インタビューを通して、学生自身が「自分でも気づいていなかった自分」や、「他者から見た自分」を再認識する良い機会にもなっていたのではないかと思います。
青柳さん:
ポスター制作にあたっては、私的な意見も含めて多く発言させていただきましたが、その内容を丁寧に汲み取っていただき、すべてがデザインに反映されていたと感じています。
ヒアリング力と、それをアウトプットに落とし込む力は、正直「自分が欲しい」と思うほどでした。
上畠先生:
ミーティングから完成までのプロセスを通じて、デザイン思考に基づいた進め方だと感じました。
意見を拾い上げ、プロトタイプを作り、修正を重ねながら完成形に近づけていく流れは、ベンチャー企業ならではのスピード感と柔軟性だと思います。
石井先生:
最初に見たとき、「これは学内で作ったものではない」とすぐに分かるほど、クオリティの高さに驚きました。文章量は抑えられているのに読み応えがあり、全体のデザインも洗練されていて、とても見やすかったです。
青柳さん:
私自身、昨年ポスターを自作した経験がありますが、今振り返るとどこか“パッとしない”ものでした。
Canvaなどのツールである程度のデザインはできますが、視線を引きつける構図やイラスト配置など、プロならではの工夫は非常に勉強になりました。
青柳さん:
昨年はNICEプログラムの説明から入る構成でしたが、今年は学生の紹介から始まっていた点が大きな違いです。
人を起点にした構成になったことで、高校生が興味を持ちやすいポスターになったと感じています。
隣のブースと比べても、デザインやイラストの雰囲気が明確に異なり、しっかり差別化できていました。その結果、多くの来場者の目に留まったのではないかと思います。
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上畠先生:
プロジェクトの延長として、学生が12月にaZリサーチを運営しているReBearさんを訪問する機会が生まれたことは、大きな価値だったと感じています。
学生が“良い大人”と出会い、実際のビジネスの現場を知ることは、将来に向けた貴重な学びになります。
私は、ビジネスとは社会に価値を生み出す営みだと考えています。今回、学生を巻き込みながらプロジェクトを進めてくださった姿勢は、とてもありがたかったです。
また、初回のミーティングから非常にスムーズで、コミュニケーションのテンポや相性も良いと感じました。
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上記は弊社でのワークショップの様子
上畠先生:
集客やイベント運営の面でも、ぜひ力を借りたいと感じました。
大学間で学生が交流できるフェスのような企画を構想することもあるので、そうした場づくりに関わってもらえたら面白いと思います。

上畠先生:
リサーチと広報を同時に行ってくれる点が最大の強みだと感じています。
また、大学における学習状況調査など、学術的なリサーチ分野でもaZリサーチは活用できるのではないかと思います。
損害保険ジャパン株式会社は、自動車保険や火災保険をはじめとする各種損害保険を提供する日本を代表する損害保険会社です。 近年では、保険の提供にとどまらず、包括的なリスクマネジメント企業として、顧客の安心・安全・健康を支える保険の枠を超えたサービス展開にも注力しています。 そうした取り組みの一環として、同社では若年層をターゲットとした新規サービスの検討を進めていました。今回、新規サービス検討の初期段階において、ターゲットである若年層のリアルな声を捉えるためにaZリサーチを活用いただきました。 本記事では、今回の調査に至った背景や、aZリサーチを通じて得られた気づきについて、プロジェクトを担当された川上さんにお話を伺います。
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アサヒクオリティ&イノベーションズ株式会社(以下、AQI)は、アサヒグループ全体の研究・開発機能を担う独立研究子会社です。 酒類、飲料、食品をはじめとした幅広い領域で、基礎研究から商品開発、品質保証までを一貫して支え、グループ各社のものづくりや事業戦略に技術面から貢献しています。 AQI社は、未来のお客様のWell-beingに役立つ革新的な商品やサービスを産み出すべく、10年後の理想的な社会/生活を想定した「未来シナリオ」を独自に作成し、それを基にバックキャスティング思考でR&Dを推進しています。新しい商品や技術は魅力的である一方、消費者や市場に受け入れられるかどうかの不確実性も高く、導入・拡大には慎重な検証が必要です。 こうした背景のもと、AQIでは新規性の高い技術や商品の価値を、より確実に市場に届けるための方法として、アーリーアダプターを活用した市場検証プロジェクトに取り組むことになりました。
