話題のドラマ『VIVANT』は、Z世代の間でも注目を集めています。本調査では、Z世代を対象に『VIVANT』の視聴実態や考察コンテンツとの関わり方、人気キャラクターなどについてアンケートを実施しました。
・調査対象: Z世代(15〜30歳)100名
・調査期間:2026年10月16日〜19日
・調査方法: インターネット調査
・調査テーマ: VIVANT視聴の実態・行動意識調査
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シーズン2を観ている媒体では、「テレビ配信」が44%で最も多く、次いで「TVer / TBS FREE」が39%、「U-NEXT」が16%となりました。「TVer / TBS FREE」と「U-NEXT」を合わせると55%にのぼり、見逃し配信や動画配信サービスも、VIVANTを観る手段として広く使われていることが分かります。
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シーズン1を観た時期を聞いたところ、「当時リアルタイムで」が39%で最も多くなりました。一方で、「シーズン1が全て終わってから」が33%、「シーズン2が始まってから」が21%となり、合わせて54%が放送終了後にシーズン1を観ていたことが分かりました。リアルタイムで追いかけた人よりも、後からVIVANTの世界に入った“見逃し勢”の方が多いという結果です。なお、「まだ観ていない」は7%でした。
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シーズン2を観ようと思ったきっかけは、「シーズン1を既に観ていたから」が66%で最も多く、次いで「友達や知り合いに勧められたから」が18%となりました。一方で、「SNSの切り抜きや告知を見たから」は9%、「シーズン2が始まる告知を観たから」は7%にとどまりました。シーズン1で作品にハマった視聴者が、そのままシーズン2に移っている様子から、シーズン2配信スタートまでかなりの期待があったことが伺えます。
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シーズン1・2を通して最も好きな登場人物を聞いたところ、
1位「乃木憂助」(28%)
2位「黒須駿」(14%)
3位「ドラム」(11%)
4位「F」(10%)
5位「新庄浩太郎」(8%)
6位「チョッキー・テーパーニット」(7%)
となりました。
主人公の乃木憂助が1位となった一方で、乃木の中に存在するもう一人の人格「F」も4位にランクインしました。2つを合わせると38%となり、乃木というキャラクターが持つ二面性そのものが、多くの視聴者を惹きつけていることがうかがえます。
また意外だったのが、物語の中心人物の一人である「野崎守」(6%)が7位にとどまり、「チョッキー・テーパーニット」「新庄浩太郎」を下回った点です。差はわずかではあるものの、主要キャラクターだけでなく、脇を固める登場人物にも根強いファンがついていることが分かります。
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考察系の動画や投稿について聞いたところ、「考察系動画、投稿どちらも見ている」が42%で最も多く、「投稿だけ見ている」の29%と合わせると、70.7%が何らかの形で考察コンテンツに触れていることが分かりました。一方で、「考察は見ないようにしている」も29%となり、あえて他人の考察を見ずに、自分で物語を読み解こうとする層も一定数いることがうかがえます。なお、「考察の動画や投稿にコメントしている」は1.0%にとどまり、考察は“発信する”より“見て楽しむ”ものとして受け止められているようです。
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番組撮影の裏側やサイドストーリーについては、「どちらも観ていない」が55%で最も多く、半数以上が本編のみを視聴していることが分かりました。一方で、「撮影の裏側だけ観ている」が19%、「すべて観ている」と「サイドストーリーだけ観ている」がそれぞれ13%となり、合わせて45%が本編以外のコンテンツにも触れています。本編だけで楽しむ層と、関連コンテンツまで追いかける層に、ほぼ二分される結果となりました。
今回、アンケート回答者全員に、弊社で作成した「別班公安診断」に回答してもらいました。
「別班公安診断」は、ドラマ『VIVANT』の世界観をイメージしたエンタメ診断です。日常的な質問5つの回答内容に応じて、性格や判断スタイルが「公安」に寄っているのか、「別班」なのか、もしくはその他に該当するのかが判定されます。
※作品のイメージをもとにした娯楽診断です。実在する組織の適性や、心理検査を示すものではありません。
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回答結果は上記のとおりです。
監修者
ここがポイント!
今回の調査で注目すべきは、Z世代の『VIVANT』視聴が、本編を楽しむだけでなく、考察や関連コンテンツを通じて作品の世界観を深く楽しむ体験へと広がっている点です。特に、42%が考察動画と投稿の両方を見ている一方で、約3割はあえて考察を見ないことを選んでおり、作品との関わり方が多様化していることがうかがえます。また、シーズン2の視聴動機として、シーズン1の視聴経験が最も多く挙げられており、一度獲得したファンの関心を継続させることの重要性も示されました。今後のZ世代向けマーケティングでは、情報を一方的に届けるだけでなく、ユーザーが自ら考え、発見し、楽しめる余白を設けることが重要です。SNSでの話題の共有や、作品への関心を深めるコンテンツを提供することが、継続的なファンの獲得につながる鍵になると考えられます。
今回の調査で見えてきたのは、Z世代において『VIVANT』という作品が、シーズン1でリアルタイムで視聴していなかった層まで取り込み、シーズン2まで視聴され続けているということ、考察やサイドストーリーといった多様な楽しみ方が存在しているということです。
視聴スタイルに目を向けると、リアルタイム視聴(39%)以上に、放送終了後や続編開始後に作品に触れた“見逃し勢”が54%(「シーズン1が全て終わってから」33%+「シーズン2が始まってから」21%)と過半数を占めています。続編公開まで3年間という短くない期間があった一方で、長い期間を経たことで、当時獲得できていなかった"見逃し勢"の爆発的な獲得に繋がったと言えるでしょう。
加えて、Z世代の作品への向き合い方には「多角的な楽しみ方の共存」という特徴が見られます。考察コンテンツに対しては70%(「動画・投稿どちらも」42%+「投稿だけ」28%)が触れて楽しむ一方で、29%が「あえて見ない(見ないようにしている)」と回答。さらに裏側やサイドストーリーに関しても、本編のみで楽しむ派(どちらも観ていない:55%)と関連コンテンツまで追いかける派(撮影の裏側/サイドストーリー/すべて:計45%)にきれいに分かれました。

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